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パウロの告白 その2

I don't really understand myself, for I want to do what is right, but I don't do it. Instead, I do what I hate. ... (Romans 7:15)

私には、自分のしていることがわかりません。私は自分がしたいことをしているのではなく、自分が憎むことを行っているからです。(ローマ7:15)

前回予告したとおり、前回引用した箇所を、今回から3回ぐらいに渡って少しずつ解説していきたいと思います。今回は1節だけです。

英訳の部分を日本語に直訳してみましょう。その上で、新改訳聖書の日本語訳と比較してみたいと思います。まず、"I don't really understand myself"というのは、「私は私自身を本当には理解していません」という意味です。その次の"for I want to do what is right, but I don't do it."は、「なぜなら、私は正しいことをしたいのですが、それをしません。」"Instead, I do what I hate."は、「その代わりに(そうではなくて)私は自分が憎む(嫌う)ことをしています」と訳せます。

新改訳の日本語訳を読んでみます。「私には、自分のしていることがわかりません。」というのは、上記の英訳とは少し意味が違うように思えます。New International Versionの英訳は、"I do not understand what I do."ですので、こちらの方が上記の日本語訳と近いようです。おそらくこちらの方が原語に近い訳なのではないかと思われます。次の「私は自分のしたいことをしているのではなく」も上記の英訳とは少し違います。New International Versionの"what I want to do I do not do"(自分がしたいことを私はしていません)の方が新改訳の日本語訳と似ています。最後の「自分が憎むことを行っている」というのは、英訳とほぼ同じです。

冒頭の、New Living Translationの訳は、おそらく意訳なのではないかと思われます。パウロの言う、「自分のしたいこと」というのは、「正しいこと」だと解釈したのでしょう。文脈から考えると、これはいわゆる「善行」のことなのではないかと思われます。私もパウロと同じように、善行をしたいと思ってもそれをする力は私自身にはないのだということを、20代半ばの頃に悟りました。「自分が憎むことを行っている」というのは、今でも相変わらず続いています。
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テーマ:聖書・キリスト教 - ジャンル:学問・文化・芸術

【2009/04/13 11:34】 | ローマ人への手紙 | トラックバック(0) | コメント(1)
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英語と日本語で聖書を読む


英語の聖書と日本語の聖書(新改訳)の両方について、私なりに理解したことや、聖句によって教えられたことなどを書いていくつもりです。読者の皆さんにとっては、英語の勉強にもなると思います。

プロフィール

crape myrtle

Author:crape myrtle
企業の英語研修や、成人対象の英会話クラスなどの講師をしています。2006年の4月から本格的に聖書を読み始めました。聖書は英語で読んだほうが日本語で読むよりも理解しやすい場合が多いような気がします。

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