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主は与え、主は取られる
The Lord gave and the Lord has taken away;
may the name of the Lord be praised. (Job 1: 21)

主は与え、主は取られる。
主の御名はほむべきかな。(ヨブ1:21)

 1行目に関して言えば、不思議なことに、英訳と日本語訳では時制が違います。英訳の時制をよく見ると、「与え」は過去形の"gave"で、これは、ヨブが以前は財産、子どもたち、健康を与えられていた、ということを示します。ところが、「取られる」は現在完了の"has taken away"で、これは、過去に起きたことが現在に影響を及ぼしていることを表します。主はヨブの財産や子ども、健康などを取り去られ、それらがない状態が現在も続いている、ということです。つまり、英訳の1行目は、ヨブが自分の個人的な体験を述べている文です。
 それに対して、日本語訳の時制は「与え、・・・取られる」のように現在形になっています。日本語の現在形にはいくつかの用法がありますが、ここでは、「太陽は東から昇る」のように、一般論を述べるときに使われる現在形です。つまり、「普通はそうだ」、「そういうものなのだ」という気持ちが込められています。ですから、日本語訳を読むと、ヨブは自分の個人的な体験よりは、主についての真理を述べている感じがします。

 2行目も英訳と日本語訳ではニュアンスが異なります。英訳で、"may"が文頭に置かれているのは、"May you be very happy!"(ご多幸を祈ります!)のように、祈願の意味を表します。ですから英訳の2行目は、日本語に直訳すると、「主の御名がほめたたえられますように」という祈りになります。
 日本語訳のほうは、「~かな」は文語でいわゆる「詠嘆」の意味を表します。つまり、「本当に~だなあ」ということです。「主の御名は本当にほめたたえるべきものなのだなあ」ということで、祈りという感じはしません。

 ヘブル語ではどのように書かれているのか、もちろん私は知りませんが、どなたか、教えていただけないでしょうか。
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テーマ:聖書・キリスト教 - ジャンル:学問・文化・芸術

【2007/12/16 16:29】 | ヨブ記 | トラックバック(0) | コメント(1)
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コメント
( ∂-∂)ノ(* ∂。∂)ノこんばんわぁ♪
あとで,調べてみますね~。

ここのブログは「更新」が遅いから(笑),定期的に見に来るわけにもいかず,そのため,コメントが遅れるんだと思います。(^^;
【2008/01/28 00:35】 URL | possible #C454ixHI[ 編集]
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英語と日本語で聖書を読む


英語の聖書と日本語の聖書(新改訳)の両方について、私なりに理解したことや、聖句によって教えられたことなどを書いていくつもりです。読者の皆さんにとっては、英語の勉強にもなると思います。

プロフィール

crape myrtle

Author:crape myrtle
企業の英語研修や、成人対象の英会話クラスなどの講師をしています。2006年の4月から本格的に聖書を読み始めました。聖書は英語で読んだほうが日本語で読むよりも理解しやすい場合が多いような気がします。

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