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神のかたち(1)

Then God said, "Let us make man in our image, in our likeness,..." So God created man in his own image, in the image of God he created him; male and female he created them. (Genesis 1:26,27)

神は仰せられた。「さあ人を造ろう。われわれのかたちとして、われわれに似せて。・・・」神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして彼を創造し、男と女とに彼らを創造された。(創世記1:26,27)


 この箇所には、「かたち」という言葉が何回か出てきます。新改訳聖書の注釈によると、「神のかたち」とは、「神が他の被造物と区別して人に与えた子としての身分で、被造物を神からの遺産として管理し治める人の、神の代理者としてのあるべき姿」だそうです。何だかわかりにくい注釈です。
 英語で読んだほうがわかりやすいかもしれませんね。「神のかたち」の「かたち」は英語では"image"と訳されています。この"image"は多義語ですが、Oxford Dictionary of Englishを引いてみると、"semblance or likeness"と定義されていて、"made in the image of God."という例文が載っています。上記の引用箇所の1行目にも、"Let us make man in our image, in our likeness"と書かれていますので、"image"は"likeness(似ているもの)"と言い換えることができる、ということがわかります。"semblance"は"likeness"の類義語です。
 以上からわかることは、「人は神のかたちとして造られた」というのは、「人は神と似ているものとして造られた」という意味だということです。もっとも、「神と似ている」といっても、神は非物質で目に見えませんので、もちろん外見のことではないはずです。それでは、人はどんな点が神と似ているのでしょうか。以下の引用箇所を読むと少しわかるのではないかと思います。

...the new self, which is being renewed in knowledge in the image of its Creator. (Colossians 3:10)

・・・新しい人は、造り主のかたちに似せられて、ますます新しくされ、真の知識に至るのです。(コリント3:10)

  英訳を日本語に直訳すると、「創造主の"image"に対する知識の中で、新しくされつつある新しい自己」ということになります。「創造主の"image"に対する知識」というのは、自分が創造主と似ている、という知識のことだと考えられます。

And we, who with unveiled faces all reflect the Lord's glory, are being transformed into his likeness with ever-increasing glory, which comes from the Lord, who is the Spirit. (2 Corinthians 3:18)

私たちはみな、顔のおおいを取りのけられて、鏡のように主の栄光を反映させながら、栄光から栄光へと、主と同じかたちに姿を変えられていきます。これはまさに、御霊なる主の働きによるのです。(2コリント3:18)


 人間は本来、「神のかたちとして」創造されたのに、現在では神と同じかたちではなくなっている、ということになります。しかし、主の働きによって、"being transformed into his likeness with ever-increasing glory"、つまり、「常に増してゆく栄光をもつ、神と似ているものに変えられつつある」というのです。この栄光は、"the Lord's glory"、「主の栄光」のことです。このように見てくると、「神のかたち」すなわち「神と似ているもの」というのは、「神の栄光をもつ(または、反映させる)もの」だと解釈できます。
 「人は神のかたちとして造られた」というのは、「人は神の栄光を反映させる(あらわす、と言ってもいいかもしれません)ものとして造られた」という意味なのではないでしょうか。

 実は、「神のかたち」という言葉は、イエス・キリストを指す表現でもあります。次回は、イエス・キリストが「神のかたち」だというのはどういう意味なのかを考えてみたいと思います。
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テーマ:聖書・キリスト教 - ジャンル:学問・文化・芸術

【2007/08/29 21:58】 | 創世記 | トラックバック(0) | コメント(0)
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英語と日本語で聖書を読む


英語の聖書と日本語の聖書(新改訳)の両方について、私なりに理解したことや、聖句によって教えられたことなどを書いていくつもりです。読者の皆さんにとっては、英語の勉強にもなると思います。

プロフィール

crape myrtle

Author:crape myrtle
企業の英語研修や、成人対象の英会話クラスなどの講師をしています。2006年の4月から本格的に聖書を読み始めました。聖書は英語で読んだほうが日本語で読むよりも理解しやすい場合が多いような気がします。

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