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「神を恐れよ」
 聖書には、「神を恐れよ」という表現がよく出てきます。例えば、「伝道者の書」(Ecclesiastes)には以下のように書かれています。

Now all has been heard,
here is the conclusion of the matter:
Fear God and keep his commandments,
for this is the whole duty of man. (Ecclesiastes 12:13)

結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである。(伝道者の書 12:13)


 また、「箴言」(Proverbs)にも、似たようなことが書かれています。

The fear of the Lord is the beginning of knowledge,...(Proverbs 1:7)

主を恐れることは知識の初めである。・・・(箴言1:7)


 「神を恐れる」は"fear God"と英訳されていますが、これはどういう意味なのかを考えてみたいと思います。
 "fear"は、現代英語では、"be afraid of"と言い換えることができ、「こわがる」という意味になってしまいますが、"fear God"の"fear"はそのような意味ではありません。"Oxford Dictionary of English"では以下のように定義されています。

〈archaic〉regard (God) with reverence and awe


"archaic"は"old-fashioned"、つまり、「古めかしい」という意味で、この意味の"fear"は現代英語ではまず使われない、ということになります。"regard...with (a feeling)"は、「・・・に対してある感情を持つ」という意味です。"reverence"は"great respect"あるいは"deep respect"で、深い敬意のことです。"awe"はコウビルド英英辞典によると、

Awe is the feeling of respect and amazement that you have when you are faced with something wonderful...


つまり、「素晴らしいものに向かい合ったときに感じる尊敬と驚きの感情」のことです。
 結論を言いますと、"fear God"は「神を恐れよ」と和訳されていますが、神をこわがれ、という意味ではなく、「神様に対して、畏敬の念を持ちなさい」という意味だ、ということになります。
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テーマ:聖書・キリスト教 - ジャンル:学問・文化・芸術

【2007/08/15 21:44】 | 伝道者の書 | トラックバック(0) | コメント(8)
<<神のかたち(1) | ホーム | 神の国と神の義>>
コメント
今更なんですが・・・
実は、私。
キリスト教に興味を持ち、
勉強を始めたばかりです。

これからも教えてください。
【2007/08/16 04:26】 URL | 真悠香 #-[ 編集]
コメントをありがとうございます。また、私が管理しております「人生と聖書」というブログにもコメントを書いてくださってありがとうございます。
このブログの更新頻度は最近少なくなってしまいましたが、できるだけ頻繁に更新したいと思っておりますので、これからも読んでいただければ嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。
【2007/08/16 10:52】 URL | crape myrtle #-[ 編集]
いつも「更新されてるかどうか」を確認しにくるんですが,「まだか」「まだか」と思う期間が長すぎるように,一ファンとして思います。
もうちょっと早く更新していただけると,嬉しいのですが・・・。いや,いつも確認しにきてる者の正直な気持ちです。
【2007/08/18 13:28】 URL | possible #C454ixHI[ 編集]
長い間更新することができず、非常に申し訳ございませんでした。そこまで更新を心待ちにしてくださっていることを知って、大変嬉しく思います。まず手始めに、今月の終わりまでに新しい記事をアップすることを目標にします。今後も応援をどうぞよろしくお願いいたします。
【2007/08/18 20:30】 URL | crape myrtle #-[ 編集]
海外にいる信者です。と以前から私を知っている友人が私の宗教を知ると、『え、お前がキリスト教?宗教?大地震が起きるな~!』と笑われるほど、似合わないようですが、福音の凄さには今でも驚いています。普段は英語で聖書に接していますが、日本語の適訳が見当たらず困っていた矢先に、あなたのブログに出会いました。今後とも読ませて頂きます。ありがとうございます。
【2007/08/22 11:25】 URL | 今西寛 #-[ 編集]
コメントをありがとうございます。今後もがんばって更新していきたいと思いますので、応援をどうぞよろしくお願いいたします。
【2007/08/22 19:51】 URL | crape myrtle #-[ 編集]
ちょっと面白い記事を読んで、こちらのページを思い出しました。ヘブル語では伝道者の書の’おそれ’と箴言の’おそれ’が違うようです。先の’おそれ’はfear Godで、貴方がおっしゃるようにaweをもって神を恐れるのだと私も理解します。でも箴言のfear OF God のおそれは、似ている言語ですが、別の言葉みたいです。それで、その記事によるとこのfearはof God すなわち神さまに属しているもので、(ということはちゃんと訳されているのに、そのバックグラウンドがついていっていないということでしょうか。。)私達側のことではないというのです。言語の文法をみると、ここのfear of God は次の箇所と同じような文法で書かれているということです。
The Word of the Lord (Genesis 15:1)
The Voice of the Lord (Genesis 3:8)
The Face of the Lord (Genesis 4:16)
The Name of the Lord (Genesis 4:26)
この OF の前の言葉が主に属しているのと同じように、FEARもまた主に属してるとかかれていました。  ちょっと長くなって申し訳ないのですが、英語をそのままpaste しますね。訳が苦手なもので。それに英語を教えている方だからそのほうがよいと思いましたので。
You will notice that in every instance the first word in the construct (word, voice, etc) belongs to the second word of the construct (Yahweh). The "fear" in the phrase "the fear of the Lord" is not our fear, it is the Lord's fear. Because God cannot "fear" we must look to the Ancient Hebrew concrete meaning of this word to understand it.

The word yirah comes from the parent root yar which means "to flow" and is related to words meaning river and rain, from their flowing, and to throw in the sense of flowing. From this we can see that when one is afraid the insides begin to shake, a flowing of the insides. But as the word yirah means "to flow" it is not limited to "fear" alone.

In our introductory verse we saw that wisdom comes from this "fear of the Lord." Compare that with Exodus 31:3 - "And I have filled him with the spirit of God, in wisdom, and in understanding, and in knowledge, and in all manner of workmanship." It is "the Spirit of God (the Lord)" that gives us wisdom in the same way that "the fear of the Lord" does. The Hebrew word for "spirit" is "ruach" literally meaning the "wind," which is also a flowing. The "fear of the Lord" is his Spirit which flows out of him into us giving us wisdom, knowledge and understanding.

ますます神さまの奥義を教えてもらって、humbleに、愛をもって生活をすることができますように、お互いのために祈ります。  
【2008/06/07 14:27】 URL | ひつじ #-[ 編集]
ひつじ様、コメントをありがとうございます。肝心なのは、引用の最後の文(最後の2行)のようですね。つまり、"fear of the Lord"というのは主の霊(聖霊)で、それは主から流れ出て私たちの中に入り、私たちに知恵、知識、理解力を与えてくださる、という意味ですね。
それにしても、ヘブル語の"yirah"には"fear"と"flow"の両方の意味があるというのは驚きでした。
【2008/06/08 16:38】 URL | crape myrtle #-[ 編集]
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英語と日本語で聖書を読む


英語の聖書と日本語の聖書(新改訳)の両方について、私なりに理解したことや、聖句によって教えられたことなどを書いていくつもりです。読者の皆さんにとっては、英語の勉強にもなると思います。

プロフィール

crape myrtle

Author:crape myrtle
企業の英語研修や、成人対象の英会話クラスなどの講師をしています。2006年の4月から本格的に聖書を読み始めました。聖書は英語で読んだほうが日本語で読むよりも理解しやすい場合が多いような気がします。

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