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旧約聖書ミカ書第7章
先日リクエストがありましたので、今回はミカ書の第7章を取り上げます。英訳はNew Living Translation、和訳は新改訳聖書からの引用です。

The godly people have all disappeared;
not one honest person is left on the earth.
They are all murderers,
setting traps even for their own brothers. (Micah 7:2)

Don't trust anyone -
not your best friend or even your wife! (Micah 7:5)

As for me, I look to the Lord for help.
I wait confidently for God to save me,
and my God will certainly hear me. (Micah 7:7)

敬虔な者はこの地から消えうせ、
人の間に、正しい者はひとりもいない。
みな血を流そうと待ち伏せし、
互いに網をかけ合って捕らえようとする。(ミカ7:2)

友を信用するな。
親しい友をも信頼するな。
あなたのふところに寝る者にも、
あなたの口の戸を守れ。(ミカ7:5)

しかし、私は主を仰ぎ見、
私の救いの神を待ち望む。
私の神は私の願いを聞いてくださる。(ミカ7:7)



ミカ書には預言者(神の言葉を預かる人)ミカに啓示された預言が収録されています。第7章はミカ書の最終章で、預言者ミカの祈りです。1~4節には、イスラエルには正義がないこと、5,6節には「もはや、誰も信頼できない」という嘆きが述べられていますが、7節はミカの信仰告白です。8節以降はミカが信仰の勝利に立って語るいくつかの言葉ですが、長くなるのでここでは取り上げないことにします。

NLTの英訳は、わかりやすさを心がけているためか意訳されている部分が多いようです。godlyは"pious"とほぼ同義で、「敬虔な、信心深い」という意味です。2節の英訳の最初の2行を直訳すると、「敬虔な人々は全て消え失せ、地上には正直な人はひとりも残されていない」となります。3行目は意訳のようで、文字どおりの意味は、「彼らは皆殺人者である」です。4行目は分詞で始まる副詞句(つまり3行目と4行目はいわゆる分詞構文)ですが、文法の話は嫌いな人も多いでしょうから詳しい解説は省きます。4行目は、「彼ら自身の兄弟に対してさえわなを仕掛けている」という意味です。

5節の英訳の1行目と2行目は、「だれも信用するなーあなたの親友あるいはあなたの妻さえも!」という意味ですが、和訳の「あなたのふところに寝る者」は新改訳聖書の注釈によると「妻」のことだそうです。和訳の4行目の「あなたの口の戸を守れ」は英訳では省かれてしまっているようです。

7節の英訳の1行目のAs for meというのは、直前に述べたことに関連して自分の意見を述べるときによく使われる表現で、ジー二アス英和辞典にはAs for meの訳として「私はどうかといえば」と書いてあります。前からのつながりを考えると、「イスラエルにはもはや正義はなく、誰も信用できないけれども、私は~」という意味合いがあります。look toのtoは方向を表す前置詞ですので、"I look to the Lord for help."は、「私は助けを求めて主の方を見る」2行目は、wait for God to save me、つまり「神が私を救ってくださるのを待つ」のwaitの後ろにconfidently(自信を持って、確信して)が挿入されています。最後の行は、「そして私の神は確かに私の言葉を聞いて下さるだろう」というような意味です。


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【2013/08/17 22:15】 | ミカ書 | トラックバック(0) | コメント(2)
God is love.
"God is love." (1 John 4:8)、「神は愛です」(ヨハネの手紙第一4章8節)は有名な聖句で、クリスチャンではない人でも知っているのではないかと思います。英語のbe動詞は「イコール(=)」のことですから、God = Loveということになりますが、それでは愛(love)とは一体何でしょうか。コリント人への手紙第一の13章は愛の章と呼ばれているそうですが、参考までに和訳だけを引用します。

「愛は寛容であり、愛は親切です。また人をねたみません。愛は自慢せず、高慢になりません。礼儀に反することをせず、自分の利益を求めず、人のした悪を思わず、不正を喜ばずに真理を喜びます。すべてをがまんし、すべてを信じ、すべてを期待し、すべてを耐え忍びます。」(1コリント13:4~7)

この「愛」は人間の愛ではなく神の愛だ、とどこかで読んだことがあります。この聖句を読んだだけでは「愛」とは何かがまだ本当には分かりませんが、「愛」=「神」のことはそんなに簡単にわかるものではないのかもしれません。

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【2013/05/05 21:42】 | 聖書 | トラックバック(0) | コメント(2)
「受けるよりは与える方が幸いである」
大変ご無沙汰して申し訳ございません。明けましておめでとうございます。

新約聖書の4つの福音書には書かれていませんが、「使徒行伝」の中でイエス・キリストの言葉としてパウロが紹介している「受けるよりは与える方が幸いである」(使徒行伝20:35)は、New International Versionの聖書では次のように英訳されています。

"It is more blessed to give than to receive." (Acts 20:35)

「幸い」の訳が"blessed"になっているのは、山上の垂訓での「悲しむものは幸いです」などの「幸い」が"blessed"と英訳されているのと同様で、「祝福されている」という意味です。「受け取るよりも与える方がより祝福されている」をいう意味になりますね。

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【2013/01/03 20:43】 | 使徒行伝 | トラックバック(0) | コメント(0)
「心を尽くしてわたしを捜し求めるなら」

You will seek me and find me when you seek me with all your heart. (Jeremiah 29:13)

もし、あなたがたが心を尽くしてわたしを捜し求めるなら、わたしを見つけるだろう。(エレミヤ29:13)


まず、英訳の文を見てみましょう。"You will seek me and find me"というのは、「あなた方は私を探し、見つけるだろう」という意味ですね。"when you seek me with all your heart"の"with"は「手段」を表すと考えていいでしょう。ですから、この部分を日本語に直訳すると、「あなたの心の全てを用いて(つまり「心を尽くして」)私を探し求めるとき」というふうになります。

これは神であられる主のみことばですが、言いかえれば、心を尽くして捜し求めない限り、神様を見つけることはできない、ということになると思います。

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【2012/01/09 20:58】 | エレミヤ書 | トラックバック(1) | コメント(0)
「それは必ず来る。遅れることはない」

Though it linger, wait for it: it will certainly come and will not delay. (Habakkuk 2:3)

もしおそくなっても、それを待て。
それは必ず来る。遅れることはない。(ハバクク2:3)



あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。更新頻度が非常に少ないブログですが、読んでいただけて感謝です。

上記の聖句でit(それ)と訳されているのは、私の持っている新改訳聖書の注釈によると、「神の計画が実現すること」だそうです。英訳の"linger"は、何かが長引くことなのですが、"lingers"のようにsがついていないのが奇妙に思われます。"delay"も通常は"The train is delayed."(その電車は遅れている)のように受動態で使われるのですが、"Oxford Dictionary of English"には、目的語がない用法で、"be late or slow"という定義がありますので、英訳のコロン(:)の後ろを日本語に直訳すると、「それ(神の計画が実現するとき)は確かに来て、遅くなることはない」というようになります。

「神の計画が実現するのが遅いように見えても、神が定めた時に必ず実現する」という意味でしょう。


【2012/01/02 21:35】 | ハバクク書 | トラックバック(1) | コメント(0)
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英語と日本語で聖書を読む


英語の聖書と日本語の聖書(新改訳)の両方について、私なりに理解したことや、聖句によって教えられたことなどを書いていくつもりです。読者の皆さんにとっては、英語の勉強にもなると思います。

プロフィール

crape myrtle

Author:crape myrtle
企業の英語研修や、成人対象の英会話クラスなどの講師をしています。2006年の4月から本格的に聖書を読み始めました。聖書は英語で読んだほうが日本語で読むよりも理解しやすい場合が多いような気がします。

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